ケロッグといえばコーンフレーク。
子供の頃に出会った「半分おやつ半分朝食」のカリカリアイテムです。
甘くておいしいフレークをカリカリと嬉し気に齧ってましたが、これがめっぽう好きでしてね。
学生時代にいったん飽きて止めていたのですが、大人になってから再開し、特に忙しい朝には重宝してました。
十年ほど前にコーンフレークそのものは卒業したのですが、代わりに「オールブラン」が台頭し、今やほぼほぼ朝の主食と化しています。
コーンフレーク系だから食パンを焼くのと違って、皿に移してミルクをかけるとすぐに食べられる手軽さはもちろんのこと、含まれている栄養分が豊富なのが魅力でして。
特にビタミンや鉄分、食物繊維がたっぷり入っているので、パンだけだと不足しがちな朝のエネルギーとか栄養素がまんべんなく補えるという利点があるのですよ。
汚い話になりますが、これを食べると職場で間違いなく「ドドドド!」と出ますね。
それも休憩中にコーヒーを飲んでリラックスしたときに「おっ!」とお腹の辺りにサインが出てきて「よし!」と大きく頷いてそのままトイレにゴー!なんです。
おかげで毎日快調というわけでして。
一般的な朝食のパンをオールブラン・オリジナルに替えるだけで、一日目標量の約70%(レタス約4,2個分)の食物繊維が摂れてお腹の調子を整える食品としておすすめします。
というか、これ自分が昔食べてた時には「オリジナル」なんてついてなかったような気がするんですがね。
ここ最近じゃないでしょうか?
特定保健用食品という表示は昔もあったような気もしますが。
なにせほかにもオールブランのシリーズが増えてますから、最近の健康志向の流れに沿って、ケロッグもいろんな商品を開発してるのでしょう。
実食開始
というわけで、実食スタートです。
銀色の内袋に入ったオールブラン。
小麦の外皮からできてます。
小麦の中でも最も食物繊維が豊富な外皮(ブラン)を蒸しあげてから、ローラーで一条に伸ばした後に裁断機で形を整えてこんがりと焼き上げるようです。
香ばしい匂いです。
小麦の香りはパンでしか知らないのですが、そのパンもイースト菌やらほかの成分やらで純粋な小麦ではなくなっえいるため、このオールブランの香りのほうがよりリアルな小麦フレーバーということになるのでしょう。
ではミルクを入れてオールブラン実食に移ります。
ミルクを入れても香りは相変わらず香ばしいですが、見た目は少し柔らかめになりますね。
このまますぐに食べるとカリカリとした香ばしい歯触りのままに味わえますが、柔らかい食感が好みの人は、少しミルクに漬けたまま置いておくと良いと思います。
香ばしいカリカリ食感が好きな自分はすぐにさっと引き上げて、そのまま口に入れます。
カリッとした香ばしさ、ほんのりミルクの甘さと脂肪分が混じった「まったり感」がいいですね。
リラックスできる香りというか、自分には合ってます。
ただ朝は忙しいのでサッ!とかきこんでバリバリ!と飲み込むように食べてコーヒーで飲み込むのが日常なんですが。
それでも口の中に残る香ばしい風味が鼻に抜けてすごく心地よいですし、噛んだ後に喉の奥に四散するブランの破片の食感でいかにも「食物繊維」を摂取しているという確かな感覚があって、健康的にはすごく頼りがいのある味わいだと思います。
豆乳を入れて食物繊維パワーを2倍に!
ミルクだけでも十分に美味しく健康的なんですが、これを豆乳に替えることでよりヘルシーな食物繊維パワーを体の中に取り込もうという計画が、隔週レベルで自分の体内で湧き上がります。
休日は昼まで寝ていることが多いのですが、起きたときに遅い朝食を食べるという気にもなれないときには、だいたいが豆乳で済ますことが多いので。
そんなときはだいたいが前日に食べすぎるか飲み過ぎて胃腸の調子が悪い時ですね。
もちろん使うのはこのブログでも紹介したあの豆乳。
めいらくの「のむ豆乳」はまったりして美味しいんだけでなく、含まれている栄養分がオールブランに負けず劣らずなんですよ。
・食物繊維が通常の豆乳の8倍
・ポリフェノール(老化防止)の一種であるイソフラボン、動脈硬化やアルツハイマー・認知症を予防する効果のあるレシチンを含む
さらに味わいも、この「のむ大豆」を加えることで、より体に優しい風味になります。
とろりとした豆乳が、さっぱりしたミルクの時とはまったく違う食感をブランに与えてくれますね。
ミルク以上にまろやかでクリーミーなこの「飲む豆乳」をかけると、さらに焼いた小麦の香ばしさが豊かに口の中に広がるような気がします。
ミルクの場合はさっぱりした味わいになりますが、のむ大豆はより濃い味になって、ブランに絡みつくようなトロリ感が美味しいですよ。
まとめ
こんな感じでほぼ毎朝オールブランを食べてます。
するとだいたい2時間~3時間で開通しますね。自分の場合は。
豆乳は単体でも十分に快便の速攻効果はありましたが、これにオールブランを加えると、さらに効果は倍増!とまではいきませんが(笑)、少なくとも味わいそのものは、ミルクを入れるよりもより豊かなになる感じはありますね。
ミルクを入れる時ですが、オールブランにかけて時間が経ちすぎると、ブランがミルクを吸収して「ぼわぼわ」になってしまうので要注意です。
こうなるともはやブランのカリカリ感は完全に消えていて、むしろ「おかゆ」のような食感になってしまうので、まずいことこの上ないので気をつけてください。(オートミールがこんな食感じゃなかったかな?)
ブランの良さというのはもちろん栄養分が第一ですが、その次に食感の香ばしさもあると思うので、ミルクを入れた後はできるだけすぐに食べることをお勧めしますよ。
逆に「のむ大豆」をかけた場合は、すぐに食べるよりも、しばらく浸しておいたほうが食感はよくなるという不思議さ。
ミルクのさっぱり感が無い分、まったりな味わいがブランに染みることで、柔らかい風味に変化するのでしょうかね。
ブランそのものにも麦芽エキスと砂糖が配合されているので、そのまま食べても香ばしい風味とほんのりした甘さはありますし、以前に取り上げた「尿酸値を下げる牛乳」の種類である低脂肪牛乳をかけると、より健康的な効果が望めるかもしれません。
もちろん普通のミルクでも十分な栄養分がありますし(ナトリウム、鉄分、ビタミンB、ナイアシンなど配合)、夏に冷たいミルクを入れて食べると美味いですので、普段の食生活で食物繊維を取れていないと感じる方には、おススメのフレークです^^