体のケアと健康について考えるブログ

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【心臓ケアまとめ】生活習慣からくる心疾患リスクと対策法


心臓の病。

それは突然死につながる非常にリスクの高い病気の一つです。

過労死、突然死の原因の多くは心臓病にあるといわれていますし、高齢者が増えたことによる生活習慣病の延長が、心臓に大きなリスクを与えることも最近で分かってきています。

こうした心臓の病気は、大きく分けて虚血性心疾患、心臓弁膜症、不整脈、先天性心疾患、心膜・心筋疾患があります。

今回は、その中でも生活習慣に根差した症状として「狭心症」「心筋梗塞」「動脈硬化」を取り上げてみたいと思います。

 

心臓の役割とは?

 

各症状について述べる前に、まず心臓の働きについて簡単に説明していきます。

心臓とは、人体の臓器の中で最も重要な器官の一つです。

体の中にある組織や臓器は、無数の細胞によって成り立っています。

それら細胞に血流という形で「新鮮な酸素」や「栄養素」を送り込み、二酸化炭素や老廃物を受け取るポンプの役割を果たしているのが心臓というわけです。

 

 

心臓は筋肉の塊で、平均的な成人だと、一分間に約60~90回、一日に約10万回も収縮と拡張を繰り返して体内に新鮮な血液を送り込み、必要でなくなった古い血液を取り込んでいます。

こうして絶えず血液の循環をっせている心臓ですが、このポンプ機能を正しく機能させるためには、収縮と拡張のリズムを一定にする必要があります。

このリズムを司るのが、心臓から発している電気刺激。

この電気刺激のリズムの乱れが生じることで起きる症状が「不整脈」であり、ポンプ機能の低下が「心不全」となります。

心臓が正常に動くために必要な血液を送り込んでいるのが「冠動脈」といわれるものです。

この冠動脈に異常が生じることで、心臓に大きなリスクが生じる可能性が高まります。

 

狭心症とは?

 

血管が狭くなることで、血流が低下し、心臓の筋肉(心筋)が一時的な酸素不足になる症状です。

急に胸が締め付けられるように苦しくなったり、息苦しくなる狭心痛が特徴的です。

痛む箇所は、胸やみぞおち、背中や腕に強い痛みを感じる場合があります。

症状の原因として、動脈硬化、冠動脈のけいれん、血栓ができることで一時的に冠動脈が詰まったことが考えられます。

狭心症の発作は数十秒から数分、長くても15分以内に収まるといわれており、痛みや苦しみが治まると、それまでの状態がウソのようにもとに戻る場合もあります。

この状態15分以上続くようなら、心筋梗塞の恐れがありますので、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

また狭心症には2種類あり「労作性狭心症」「安静時狭心症」に分かれます。

労作性狭心症は、重いものを持ったり、急に階段を駆け上がったりなど、興奮や緊張したときに発生します。

早朝や起床直後に起こることもあり、急激な変化に対応するために血圧があがることで、脈拍が増えて心臓に負担が増します。

この際に動脈硬化などで血管が狭くなっていると、必要な血液の流れが滞るために、心臓の動きに必要な酸素量を確保できなくなり、その結果に生じた心筋の酸欠状態が、痛みや苦しみの正体となるわけです。

一方の安静時狭心症は、睡眠中や安静時に起こる発作です。

この発作は冠動脈の付け根の部分が狭くなっているか、冠動脈がけいれんすることで、血管そのものが収縮し、血流不足になるかどちらかだと言われています。

一般的には、肥満気味の人が労作性狭心症にかかりやすく、安静時狭心症は痩せている人にもみられるようなので、注意が必要となります。

 

心筋梗塞とは?

 

血栓ができて血管が完全に詰まることで、心筋細胞が酸素を供給できずに、一部の心筋が壊死を起こす状態のことをさします。

血栓ができる原因としては、冠動脈にできた動脈硬化の中でも比較的に柔らかい部分が破たんして、血管内に詰まりを起こすと考えられています。

狭心症と違い、心筋梗塞は動脈硬化によって血管が狭まる状態で起こるのではなく、動脈硬化の柔らかい部分が崩れてできた血栓が冠動脈に蓋をして、血流が止まる症状になります。

このため、狭心症の一時的な血流の滞りでは済まず、継続的な血流不足によって壊死した心筋細胞が元に戻ることはありません。

この状態のまま放置すると、心不全になり、心臓のポンプ機能が大きく低下して、死に至る危険を伴います。

症状としては、15分以上の激しい胸痛や、吐き気、冷や汗、不安感がある場合は、すぐにでも救急車を呼ぶ必要があります。

 

狭心症や心筋梗塞を引き起こす「動脈硬化」

 

以上の二つの主な心臓病リスクの主な原因となるのが「動脈硬化」です。

病理学的には、「動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして本来の構造が壊れ、働きがわるくなる病変」を指すようですが、一般的には「血管の中にコレステロールが蓄積し、脂肪分が沈着して血管を狭くする症状であり、血栓や潰瘍の原因となるといわれています。

 

 

動脈硬化は無症状のため、何十年もかけて進行するので、気が付いたときは手遅れになる危険性があります。

動脈硬化は生活習慣病が原因で発生する確率が非常に高く、そのきっかけとなる病気は「高血圧」「脂質異常症(高脂血症)」「糖尿病」などが上げられます。

さらにこれらの症状は、主に内臓の周りに蓄積した「内蔵脂肪肥満」いわゆるメタボによって引き起こされます。

脂肪そのものには、血管の傷を修復し、動脈硬化を予防する働きをもつ「アディポネクチン」という物質を分泌するのだそう。

ただ内臓脂肪が増えすぎると、このアディポネクチンが分泌されにくくなり、減少してしまうそうです。

このため動脈硬化が進行し、内臓脂肪が増えるにしたがって心臓病のリスクも増大するといわれています。

 

タバコも動脈硬化を引き起こす?

 

喫煙によって心臓にも大きな負担がかかり、狭心症や心筋梗塞などの症状にかかるリスクを高めます。

 

 

厚生労働省の大規模調査によれば、喫煙者が心筋梗塞を起こす危険度は、タバコを吸っていない人に比べて3.6倍になるとしています。(⇒多目的コホート研究(JPHC Study) | 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ )

タバコが心臓に悪い要因としては、喫煙することで、ニコチンが自律神経を刺激し、血管を収縮させて血圧を上げてしまい、動脈硬化の元になる血中の脂肪酸を増やしてしまうからだと言われています。

またタバコの煙に含まれる一酸化酸素が血液に入ってくると、酸素の運搬を担う赤血球中のヘモグロビンが一酸化酸素と結合し、心臓や全身に送る酸素が欠乏してしまいます。

タバコによる息切れの原因は、こうした「タバコによる体の中の酸素不足」だったのですね。(私自身も喫煙していた時は、やたらと息切れがしていました)

 

動脈効果を予防するには?

 

動脈硬化は端的にいうと「血液がドロドロになることで血管にダメージを与える」症状だといえると思います。

血液中にある脂肪分は、先ほどのアディポネクチンの例にもあるように、健康維持をはかるためには必要な側面もあります。

ただ過剰な脂肪の蓄積は、血液内の成分を代えてしまい、ドロドロの状態にしてしまうのです。(具体的には悪玉コレステロールや中性脂肪の蓄積がそれにあたります)

血液の状態を知るには、健康診断などで行われる血液検査で分かります。

診断表でいうと「LDLコレステロール」(いわゆる悪玉コレステロール)の値が多いと、血液の粘りが増えて血管壁に脂質がつき、動脈に壁が厚く固くなる「動脈硬化」を引き起こします。

健診表での見方や、私自身のコレステロール値について詳しく述べた過去記事がありますので、よければまたこちらをご覧ください。

juntarouletter.hateblo.jp

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そして気になる動脈硬化の予防法についてですが、以下の生活習慣の改善が効果的なようです。

 

・禁煙

・ストレスを抱えずに解消する

・肥満大敵(まめに体を動かす)

・塩分や脂肪は控えめにする

 

シンプルすぎる4か条ですが、体を壊した人には意外に守れていないことが多いです。

私の友人も糖尿病が原因で足に膿がたまってしまい、緊急手術をしましたが(そのまま放っておくと死ぬと言われたそうです)、やはり上記の生活習慣はことごとく守れていませんでした。(以下に詳細レビュー)

juntarouletter.hateblo.jp

簡単だけど、守るのは難しい。

けれども一度継続できると、これほど簡単な健康法はありません。

運動に関しては過去に健康番組「ガッテン」の心臓特集のものが非常に参考になるので、よければまたそちらをご覧いただければと思います。

juntarouletter.hateblo.jp

ぜひとも多くの人に実行してほしい生活習慣だと思います。

 

まとめ

 

駆け足でしたが、心臓病についておおよその情報をまとめてみました。

ほかにも心臓に良い食べ物や飲み物、サプリメント等をまとめてみましたので、良ければ参考までにご覧ください^^

【参考サイト・文献】

・国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

・「最新 よくわかる心臓病」(天野 篤、誠文堂新光社)

・「心臓病の予防と治療のコツがわかる本」(青野 治朗 、永岡書店)