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【眠れない痛風体験談】激痛が再び襲来!3日間悶え苦しんだ発作の原因はストレスだった!

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以前に紹介した痛風持ちの元同僚の体験談続編です。

前回では、元同僚が初めて痛風になった初夜(なにか表現が違うような気がしますが笑)の模様を赤裸々に描写いたしました。

juntarouletter.hateblo.jp

結局、彼の痛風の原因は「ストレス」「食生活」の二つが大きなものだったということですが、果たしてその後はどうなったのか?ということを、約4か月ぶりの再会とともに、詳しくインタビューすることができたのです。

ではその詳細をご覧いただきましょう。

 

人間関係のこじれから「痛風」は再発した・・

 

前回に聴いた話が10年前の体験ということで、それからはほとんど再発はしなくなっていた元同僚。

それからも同じ職場で毎日汗を流す日々を過ごしていたのですが、徐々に職場の環境が悪化していき、それがあの恐怖を再び呼び起こす原因となったのです。

それは「人員削減」。

 

from:Benzinga

 

予算のカットのためか、はたまた経営の合理化のためか、会社は容赦なく元同僚N君(以降はN君とします)の部署にもメスを入れ始めます。

最盛時は10人以上いた職場が一人、二人と抜けていき、ついには5人までに減ってしまいました。

取り扱う物量は依然と変わらないのにも関わらず(むしろ増加したそうです)、人員は半分以下に減らされ、それまであった休憩時間も大幅に減っただけでなく、残業時間も半端ないものになっていったのです。

その結果、N君を始めとする職場のメンバーのストレスはマックスに達し始めます。

ささいなことで怒鳴りあい、ちょっとしたことで怒号が飛び交う鬼の現場・・

さらにN君にとって痛かったことは、辞めていったメンバーの代わりに補充された新人が、彼より年上で、性格が合わないということにありました。

最初の頃こそ、お互い遠慮がちに接していましたが、過酷な職場環境(物量に比して少なすぎる人員数)と増加する一方の取り扱い物資の量に人心が荒廃していったのか、いつの間にかN君が新人だった年上の人に「疎まれはじめる」事態に陥ったのです。

繊細で平和主義者のN君は、ただでさえ悪化した職場環境と、それに続く職場の人間関係に悪化に心を痛めていたのですが、ついにその鋭くて生々しい矛先が自分に向かってきたことを知ると、「ああ・・・」と見た目と大違いの細くて柔らかい心の棒がポキンと折れてしまったのです。

 

 

最初はなんとかうまくやっていこうと職場で健気に振舞っていていくも、いくら接しても冷ややかな反応しか返ってこない一年余の後、N君の体はついに悲鳴を上げました。

ある日のこと。

その日も辛い夜勤をこなして、気の合わない同僚と目を合わせないように作業をしていると、右足のすねのあたりに痛みを感じ初めました。

最初はどこかにぶつけたのかな?と思っていたのですが、仕事を終えて、帰宅するころになると、その痛みは足の親指にまで広がっていたのです。

「これはもしや?」

と思い、帰宅後に急いでズボンを脱ぎ、靴下を脱いで確かめたところ、そこには真っ赤に腫れあがった「すね部分」から「足の親指」がありました。

 

from:gponline.com

 

まさに痛風。

まさにあの頃の恐怖が再来!

N君は急いでまだ残っていた痛風の薬を飲んで、塗り薬を塗り込みました。

10年前の発作以来、静まっていた痛風ですが、定期的に通院は続けており、内服薬と塗り薬はもらっていたのです。

たまにストレスがたまることがあると、事前に薬を飲んで事なきを得ましたが、このときもN君の中では「すぐに収まるだろう」という目算があったといいます。

しかしそうは問屋が卸しませんでした。

 

3日間続いた痛風の激痛

 

それからは悪夢でした。

痛みはいっこうに収まらず、むしろより激しくなっていったのです。

(こんなはずでは?)

最後の本格的な発作が収まって以降、少しストレスがたまったなと思ったら、すぐに薬を飲んで痛風を再発させないように心がけてきました。

そのおかげであの激痛は再来することはありませんでしたが、しかし今回は違いました。

あまりに痛みに寝ることもできず、テレビや動画などを見て気を紛らわせましたが、それでも夜中にはうとうとし始めますが、足先が布団に当たったりするだけで、

 

ズッキューン!

 

 

楳図かずお「へび少女」

 

という激痛が脳天を突きさすように到来するので、「ぎゃあああああああああっ!」と思わず目を覚ましてしまうということが、数時間おきに発生していたのでした。 

その痛みは前回も触れましたが、タンスの角に足の小指を思い切りぶつけたときの激痛に匹敵するもので、その痛みの状態がずーーーーーっと続くというのですから、まさに地獄絵図です。

以前に私の職場の上司が足を引きずりながら、額に変な汗を流して仕事をしていたのを目の当たりにしたことがありますが、きっとこのときのN君もそれと同様の表情をしていたのでしょう。

(薬を飲んだのに・・なぜ?)

食事もここ数年は野菜中心にしてるのに・・・と痛みの中で様々な疑問を生じさせつつも、以前の発作のときも3日間は痛みが治まらなかったことを思い出し、ぐぬぬぬぬ、と歯を食いしばって絶望に耐えることにしました。

夜が明けて職場に電話して「痛風なのでしばらく休む」の旨を伝えると、なぜか電話向こうの女子社員が「痛風ですか?あははは!」と笑っていたことに静かな怒りを生じさせつつも、いかん、ここで怒ってはさらにストレスがたまって痛みが激しくなる!と思い、「お願いしますね」と上司に伝えてもらうよう頼みました。

そして4日目。

痛みをこらえつつ、3日間を過ごしていましたが、3日目の後半にすこしづつ痛みが和らいできて、4日目には随分マシになっていました。

そのまま6日目には全く痛みがなくなり、ここでようやく立ったり動いたりすることができるようになりました。

そのままN君はかかりつけの病院に行き、事情を話すと、

「手の親指も腫れてますね。痛風です」

と指摘され、初めて自分の手の親指も痛風の状態に陥っていることに気づきました。

 

from: Treat, Cure Fast

 

手の指も痛風になるのか・・と呆然として医師に今後の治療をたずねると、

「しばらく薬を飲んでください。痛みはないようなので、仕事には復帰して大丈夫ですよ」

と説明されました。

このとき秘かに「痛風発作が心配なので、しばらく仕事は控えてください。なんなら診断書も書いておきましょう」と言ってもらえることを期待していたそうですが、医師は冷静な顔で「大丈夫です」と太鼓判を押してくれた哀しさ。

「あ~あ」と思いつつ、生活のこともあるので、当然ながら職場に復帰せざるを得ません。

帰宅するN君の足取りは重く、翌日から続く、あの過酷な作業量と荒廃した世紀末のような人間関係の中に飛び込まなければならないと思うと、再び足の指が痛くなってきたような錯覚を覚えていたのでした。

 

N君の痛風…その後

 

こうしてN君は、次の日から職場復帰を果たして現場に戻ったわけですが、当然ながら1週間も仕事の穴をあけてしまったN君に対する周囲の同僚や上司の風当たりは、以前にまして厳しいものがあったといいます。

ただでさえ足りない人員の中で、増え続ける取り扱い物資量を裁かなければならない同僚たちからすれば、痛風で、しかも1週間も休みやがって!という心境でしょう。

もちろん、普段から折り合いの悪かった年上の同僚(新人だった人)のN君への視線は、相当に鬼気迫る鋭いものがあったそうです。

それからもN君は肩身の狭い思いで仕事をしていましたが、折り合いの悪い同僚の厳しい対応と、度重なる嫌がらせ(とN君は感じた)にストレスが再びマックスになり、今度は動悸・息切れが始まりました。

 

from: New Health Advisor

 

もともと狭心症の気があったため、病院で高血圧の薬をもらっていたのですが、それを飲んでも心臓の「ドクドク」とした動悸は収まらず、「これはまずい」と命の危険を感じたそうです。

そしてついに「辞表」を提出することに決めたのでした。

 

退職

 

普通なら失職ということで、将来の心配が先立ちますが、このときのN君には、その二文字はむしろ

 

脱出

 

という表現こそがぴったりだったに違いありません。

「ようやく決心することができました」

久しぶりにあったN君は、ずいぶんと痩せており、ぷくぷくだったお腹もすっきりしていました。

「痩せたね~、ダイエットでもしてるの?」

最初にかけた言葉でしたが、それからこれまで述べたような話を聞くにつれ、「そりゃ痩せるわなー」と納得しました。

職場の人間関係のストレスで夜も眠れず、ついには10年ぶりの痛風と狭心症を再発させてしまうという、ストレスが人の体に及ぼす業の深さ。

いやこれは「体が発するシグナル」なのかもしれません。

早く環境を変えなさいと・・・

こうして辞表を提出したN君には、職業安定所で失業保険をもらいながら、新しい職を探す日々が始まります。

「職業訓練っていいんですかね~ なんか色々面白そうなのあるし」

これまでの話から一転して明るい表情でそう語るN君には、失業という哀しみを越えて、輝かしい未来がそのつぶらな目に見えているのでしょう。

頑張れ、N君。

俺は応援してるよ。

今度は飯おごってあげるから、また会おう。

そう伝えると、私は元気よく手を振ってカフェを後にするN君の後ろ姿をじっと目を細めて見つめるのでした。

 

まとめ

 

こうして怒涛の「痛風!6日間戦争」を乗り切ったN君は、現在は意気揚々と職業安定所に通う日々を過ごしているといいます。

仕事を辞めたあとは、痛風の発作が再発することもなく、動悸・息切れも収まって、すっかり爽やかな毎日ですわ~というメールも頂きました。

いやはや、元気で何よりです。

しかし怖いのが、ストレスによって尿酸値がマックスになった後は、痛風だけでなく、狭心症や高血圧の症状まで引き起こしてしまうという「精神的圧力」の恐ろしさ。

以前に書いた「ビールを飲んでも尿酸値は大丈夫だった!」記事でも、記事の下地にした医師自身による痛風治療体験の結果で出た「ストレスで尿酸値があがる」という実体験、そしてそれを地で言った今回のN君の体験。

juntarouletter.hateblo.jp

加えてN君の持病である狭心症や高血圧も、精神の不調によってもたらされるということで、まさにストレスというのは悪の所業、いや根源ではないかと!

 

 

とはいえ、適度なストレスは心身を強くするという説もあるので、まったくない状態というのも考え物です。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

ストレスというのは、個々人で感じ方が違うので、一番大切なのは、自分なりのストレス発散法を見つけること、実践することが大切だということでしょう。

私の場合は、音楽を聞くこと、体を動かすこと。

そしてたまに美味しいものを食べること。

どれも本能を満足させる行動だと思います。

頭ばかり使うことが多い現代社会で、体とのバランスをとることが「ストレス過多な状態」から解放されることにつながるのではないでしょうか?

皆さんも、N君も、くれぐれもストレスによる痛風にはご注意くださいませ。

juntarouletter.hateblo.jp

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