低糖質ダイエット食品の紹介です。
今回はナッツが主役。
これまで7種類の様々なナッツを、このブログでも紹介してきましたが、今日取り上げるロカボナッツはその総仕上げという感じです。
ロカボナッツについて知らない人も多いと思いますので、まずはそちらから説明していきましょう。
ロカボナッツとは?
購入した商品のパッケージに詳しく書いてありましたので、写真ともども、内容の文章を挙げてみます。
・ロカボとは「低糖質食」のこと
・良質な脂質をたくさん摂取し、糖質を適正に摂取する食事を指す
・ロカボナッツはヨーロッパで大なわれた研究を参考として、当社が栄養バランスを考え独自に配合したミックスナッツ
・食物繊維、オメガ3(n-3脂肪酸)、鉄、亜鉛、ビタミンEをたっぷり含む
とのこと。
監修していると思われるのは、こちらの糖尿病専門の先生です。
・最近の栄養学では、糖質制限食がカロリー制限食以上の効果をもつことが分かってきている
・一食当たりの糖質を20g以上40グラム以下に推奨
・一日当たりで70g以上、130g以下
血糖値を挙げるのは糖質であり、脂質には血糖をあげる作用はないため、糖質を含む食材さえ適正な量にすれば、たっぷり食べられる
・ナッツは低糖色でロカボに最適な食品
・私はワインとなナッツを夜食にしている
だそうです。
実際に配合されている原材料はこちら。
アメリカ産もしくはチリ産のクルミ、アメリカ産のアーモンド、トルコ産のヘーゼルナッツになっています。
それぞれの栄養分としては以下のようになります。(参考文献で補強しています)
・クルミ⇒オメガ3脂肪酸(リノール酸やリノレン酸などの良質な不飽和脂肪酸を含むため、血管に付着したコレステロールを取り除く働き)
・アーモンド⇒ビタミンE(活性酸素から細胞膜を守り、脂質に含まれる脂肪酸が酸化して過酸化脂肪酸にならないように働く)
・ヘーゼルナッツ⇒鉄、カリウム(鉄は酸素を全身に巡らせる働き、カリウムは血圧の上昇を抑制する働き)
こういった栄養分に加えて、食塩や油を使っていないため、よりヘルシーに素材そのものを味わえるみたいですね。
では早速その実食といきましょうか!
ロカボナッツ実食レビュー!
今回購入したパックは小袋が10個入りのものになります。
この一袋が10日分ということになりますね。
手のひらサイズです。
では中身を。
しっかり入ってます。
香りも油っぽくなく、香ばしいナッツの匂いそのもの。
味わいもごく普通の美味しいナッツで、歯ごたえもしっかり、香ばしさもたっぷりでした。
意外なほど大振りで、一袋を全部食べたら、お腹がいっぱいに^^;
小食の人なら、これ一つで一食分になるのでは?と思うくらいの量ですね。
これだけ食べても低糖質なのだから、まさにダイエット用の食事にはぴったりかもしれません。
えごま油、アマニ油が入ったオイルミックスをナッツにかけて実食
次に植物油をかけて食べてみようという試みです。
ナッツだけでも十分なのですが、オイルをかけることで味にマイルドさが加わるのではないかと。
今回使用するのは、以前にも紹介したオイルミックス。
ネッツ通販で購入したもので、えごま油、アマニ油、オリーブオイル、アボガドオイルをミックスしたヘルシーな一口サイズのオイルです。
このオイルにもオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているので、血液をサラサラにして中性脂肪を抑制する効果があるとされています。
そんなオイルとナッツの組み合わせは如何なるものに?
植物系のフルーティーな香りがナッツを包みます。
味わいも予想していたようにマイルドで、ナッツのどちらかというと乾いた食感に、ほどよく油が馴染む口当たりで美味しく食べることができました。
オイルもべとつかない、さっぱりした風味なので、ナッツとの相性がかなり良いですね。
黄金しょう粉末がをナッツに振りかけて実食
次は「しょうが粉末」をナッツにかけるという新機軸な試みです。
オイルは意外にありそうなパターンですが、しょうが粉末とナッツというのは、まるで無関係な取り合わせかもしれませんね^^;
ただ最近購入して、飲み物に混ぜてかなり体がポカポカする良品なので、これをナッツにかけるとどのような展開になるのだろう?という好奇心が先立ちました。
ナッツにかけて食べても、やっぱり体がポカポカしてくるのでしょうか?
では実食してみましょう。
しょうがの辛味のある匂いがします。
ただ粉末なので、ナッツに振りかけても、それほど違和感はない感じですね。
では一口をば。
意外に普通です。
確かに「しょうが」の辛味はありますが、それほどナッツの香ばしさや食感を殺してない味わいになっています。
少しピリピリとしたスパイシーさを感じるぐらいで、ナッツそのものの美味しさは十分に生きていますね。
ちょっとした味付けという感じが強いかと思います。
あとは体がポカポカするかどうかですが、こちらは口の中がポカポしてきただけで、体の中はそうでもありませんでした。
やはり暖かい飲み物と一緒に飲むので全身に行きわたるのでしょうね。
味わい自体はまずまず美味しいという印象でした。
まとめ
ロカボナッツ単体の実食と、植物オイルと黄金しょうがをかけて食べる3パターンをレビューしました。
基本的にはナッツの質感がある香ばしさと歯ごたが主役という感じで、他の素材はあくまで脇役であり、ナッツ本体を生かす働きをこなしていたように感じます。
ロカボナッツ本体は、小袋ながら、3種のナッツの良質な脂質分がお腹にしっかりたまって満腹感を与えてくれますし、低糖質なので血糖値を挙げる心配ないところが、健康診断が気になり始めた中高年世代に高ポイントですね。
ナッツだけでは物足らない、もう少し味付けが欲しいという場合は、記事で試したように血管の健康維持や中性脂肪値に良い「えごま油」「アマニ油」「オリーブオイル」「アボガドオイル」を含んだオイルミックスか、それぞれ単体のオイルをかけて食べると、よりマイルドな食べ心地になるので、こちらもおススメですよ。
ぜひお試しください。
【参考文献】
・「食べもの栄養事典」(日本文芸社)
・「栄養成分の事典」(新星出版社)